事業継続のために考える「クラウド化のススメ」
2020年05月09日 |
従来から一般企業で利用されてきた、IT機器・ソフトウェアを導入し構築するときに、サーバー機器を自社の建物内に設置し運用していく手法を「オンプレミス」や「自社運用型」といいます。
最近では、「オンプレミス」からインターネット経由で同様なサービスが利用可能な「クラウド」への移行が進んできています。
クラウド化のメリットとは?
1. 導入コストが抑えられる
システムを運用するために、サーバーを購入し設定を行い維持していくにはコストがかかります。
税理上の資産管理もしなくてはなりませんし、メンテナンスにかかる技術スキルといった管理の負荷も、クラウド化することで解決されます。
2. どこにいてもサービスを利用できる
インターネットに接続できる環境さえあれば、どこからでもサービスを利用することができます。
社内だけでなく、外出先からもデータの確認や編集が可能になるので、会社にある特定のパソコンでしか作業ができないといった問題が解決できます。
3. データ保管の安全性
社外にデータを預けることに、情報漏洩といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
クラウドを利用するということは、大切なデータをデータセンターに預けて、セキュリティ対策はそこに任せるとことができます。結果として最新のセキュリティ環境を得ることができます。
なぜクラウドサービスが利用されるのか?
| 参照:総務省 令和元年度版 情報通信白書 |
総務省が発表している令和元年度版情報通信白書を見てみると、他の企業がどのような理由でクラウドを利用しているか、より明確に見えてきます。
昨今の県内事情
普段、私たちが業務で取り扱い保管している情報には、大変重要な情報が多数含まれています。最近では、2020年3月に沖縄県内の不動産店舗が放火されてしまい、店舗が全焼してしまうという事件が起きてしまいました。
顧客情報や物件のデータが、パソコンまたは社内にあるサーバーに保管されていた場合、業務が復旧するまでにどれくらいかかるでしょうか。そんな時に、下記のようなクラウド版のシステムを使用していると、パソコンとネットワーク環境さえあれば業務を継続して行うことができます。
| 賃貸革命クラウド版 |
実際に、ニュースを見た不動産会社からの問い合わせが増えています。
不動産のみではなく他業界でもBCP(事業継続計画)について、考えなくてはならないのではないでしょうか。弊社でも、お客様が事業継続できるように、環境に合わせたご案内をさせていただきます。