DX加速に向けた企業のアクション概要の紹介!『DXレポート2』

2021年11月05日 |

 
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」「2025年の崖」について前回は書いてみました!
まだの方はこちらからご覧ください↓↓
DXって何?デラックス?わかりやすく解説!part1~2025年の崖~

今回は、2年後に発表された、『DXレポート2』の内容について簡単に説明させていただきます!

 

これまでのDXの結果


『DXレポート』発表後、企業のDX推進状況に大きな差が見られました。

『DX=レガシー(旧)システム一新』という、本来の意味でないとらえ方と、
現状で競争に勝てるビジネスを持っていれば「DX=新しいデジタルビジネス」の推進は必要ない

という考え方の違いが、DX推進に力を入れた企業との差が開いた原因になりました。
 

DX加速シナリオ

 
2018年『DXレポート』では、課題にはレガシーシステムなどにポイントがあてられていました。

しかし、コロナ禍になり、状況が一変。新たな課題が見つかりました。
 

明らかになった問題

 
コロナ禍で事業環境の変化に迅速に適応できた企業と、そうでない企業の差が開いてきました。

今まで、疑問を持つことが無かった企業文化(押印など)が、DX化の課題に。
 

より高まった緊急性

 
コロナ禍により人々の固定観念が変化しました。テレワークをはじめとした社会の動きはこれからも続いていくと考えられます。

ビジネスにおけるデジタルが浸透してきている今、その顧客変化に対して、デジタル対応しなければいけません。でなければ、今後のデジタル競争の敗者となってしまいます。

それは、ユーザー企業に限らず、ベンダー企業にも必要であるといえます!
 

デジタル化が当たり前になるのも時間の問題です!

 

企業のアクション

 
では、実際にどのように取り組んでいけばいいのか?DXに取り組んでいない企業や、まだ取り組んだばかりという企業もこの流れで取り組んでいってください!!
 

超短期(今すぐに取り組むべきこと)

 
■社内全体でのDXの共通理解
■新たなシステム導入等の変革を喜ぶ組織文化への移行
 

短期(早めに取り組むべきこと)

 
■DX推進の自社状況の把握
■業務プロセスの見直し
■CIO/CDXOの設置など、役割・権限の明確化
 

中長期(長期的に取り組むべきこと)

 
■ユーザー企業での内製化・ベンダー企業自身の変革
■デジタルプラットフォームの作成
■DX人材の確保
 

まとめ

 

コロナ禍になり、デジタル化が広がっていきました。

今後は当たり前のように、リモート会議、テレワーク、押印無し、その流れになっていくでしょう。

そのデジタル化の流れに遅れるほど、それは競争力の低下につながります。

そしてますます、企業間の差が開いていくのです。。。。

 

最後に

 
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」のファーストステップには、『DX』について知ることや、関連する事例など全体の認知を深めることから始まります。

このコラムが少しでも役に立てばと思います!

次回は、「超短期」「短期」「中長期」1つ1つのアクションについて解説していきます!

※勉強しましたが、個人の解釈が含まれるので、実際の『DXレポート』も読んでみてください!

 

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