「電子申請で活用」GビズIDとは?
2021年06月03日 |
GビズIDとは?取得方法や、何が可能なのか、そして注意点について解説していきたいと思います。
GビズIDとは、複数の行政サービスを1つのアカウントで、利用できる認証システムです。
行政手続のコストを減らすため、電子申請の義務化が始まっています。社会保険関連では「e-Gov電子申請」があり、こちらは申請できる種類が多いですが、電子証明書(電子署名用証明書)の取得や手続の行政手数料などで費用がかかります。
一方で、GビズIDは無料で取得でき、経済産業省の補助金の多くでは必須となっています。今のところ、申請できる種類が少ないです。
e-Govについての説明は別のコラムで詳しく説明しています→「電子政府の総合窓口」e-Govとは?
GビズIDは3種類のアカウントがあり、電子申請の種類によって必要なアカウントが違います。
IT補助金については「gBizIDプライム」が必要です。
「gBizIDプライム」の申請には、印鑑証明書と登録印鑑を押した申請書を郵送する必要があります。
このサービスには、メリットもありますがデメリットも存在しています。その両面を理解した上で利用する必要があります。「GビズID」のメリット、デメリットお話ししたいと思います。
メリットとしては、
・どこからでも申請できる!
・紙書類の管理が必要なくなりペーパーレス化!
・手続きの手間がなくなり業務に余裕が生まれる!
・書類の押印が不要! …etc
デメリットとしては、まだすべての電子申請の手続きには対応できておらず、gBizIDプライムアカウントID発行までの期間は3週間以上と時間がかかります。事前準備が必要でアカウントによっては印鑑証明書などの書類の郵送が必要であるところです。
最近では、登録申請が増えているそうです。IT補助金申請にも必要なので、
取得するのもいいのかもしれませんね。