IT導入補助金活用事例紹介
2021年10月11日 |
IT導入補助金を活用してソフトを導入した方の事例の紹介を行いたいと思います!
浚渫工事・法面工事を主軸に、IT導入補助金で、「EX-TREND 武蔵」「TREND-POINT」を導入した株式会社京和土建に訪問させていただき、ICT推進チームで常務取締役の糸数潔さんと、同チームの城間貴恵さんにお話をお聞きしました!
株式会社京和土建
Q.どこでIT導入補助金を知りましたか。補助金活用をしようとなぜ考えられましたか。
ー建機導入後の、データ活用をしていきたいと考えていたタイミングでokicomのIT導入補助金の紹介がありました。ソフト導入を考えていたので、タイミングが合い活用したいと考えました。
Q.なぜ、「EX-TREND 武蔵」と「TREND-POINT」を導入しようと思いましたか。
ー点群処理などは「TREND-POINT」の方が良いと聞いていたからです。CADについては他が良いと聞きましたが、最終的に同じメーカーで連携がとりやすい「EX-TREND 武蔵」を導入しました。
Q.どのように活用していますか。
ー浚渫工事などでよく活用しています。ICT指定工事など増えてきたので工事の請負がしやすくなってきました。VisionLinkなどを活用して、データがいつでも見れるようにしています。
Q.導入後の効果はありましたか。
ー前までは紙を持って説明していましたが、「TREND-POINT」を実際に持っていき説明した所、竣工検査での施工履歴の検査がスムーズになりました。担当者からの反応も良かったです。
Q.導入時の苦労はありましたか。
ーやはり自分の頭の中のイメージとソフトを連動させるのが難しかった。仕組みを理解するまでは苦労しました。福井コンピュータさんのサポートがしっかりしていたので大丈夫でした。
Q.今後の展開としてどう考えていますか。
ーICT活用には不安もありましたが、今は年間稼働率も上がってきました。
将来的には、内製化し受注単価を上げ、1人2役できるような人材育成で、少人数で多くのことができるような後方支援を目指していきたいですね。
最後に
今回お話しを聞いていく上でi-Construction(アイ・コンストラクション)が、ICT活用の時代が迫っているからという印象ではなく、しっかりとICT活用を利用することで将来どうなりたいかというビジョンが伺えました。
「ICTをやっているから安泰ではなく、実績と信頼を持った会社に今後なっていきたい」
という言葉を仰っていました。ICT活用工事などはまだまだ増えていくと思われます。
実績と技術力が上がり続ける株式会社京和土建。その信頼と評価もまた、上がり続けるでしょう。
※感染症対策を行い、マスク着用で写真撮影、インタビューを行っています。