6月中旬に直轄工事でオンライン電子納品の運用が開始!
2021年07月02日 |
6月中旬に直轄工事で「オンライン電子納品」が一部運用開始することとなりました!
その「オンライン電子納品」について詳しく説明したいと思います。
オンライン電子納品は、工事や業務の成果品をインターネット上で納品できるようにするもので、受注者が情報共有システム(ASP)に登録した成果品を発注者が確認し、発注者の承認後、データが、「電子納品・保管管理システム」に自動で登録される仕組みとなります。
全工事への適応に向けて、6月~7月を工期末に設定している地方整備局などの一部工期で運用を開始します。7月下旬にいったん一部運用を開始を完了して、8月~9月にかけて、操作性や、通信・クラウド環境の負荷など、システムの不具合を確認・調整したうえで今秋の本格運用を目指しているそうです。例外もあり、データをオンラインで送ることができない場合は従来の電子媒体(CDーR)による納品も残るとのことです。
オンライン電子納品は、受注者側の電子媒体への格納や郵送の作業負担を軽減するとともに、受発注者が成果品をASPで共有できるようにし、作業効率や品質の向上につなげるために始まりました。
国土交通省では、2001年度からこれを運用を開始していました。コロナ禍においてリモートでの対応が増えてきた今、オンライン電子納品の需要もより高まっているのでしょうか。
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