BIM/CIM時代の到来!2025年から原則適用に
2024年03月22日 |
最近では、2025年から原則適用ともあり、建設業界でもBIM/CIMの導入が広がりつつあります。しかし、導入には多くの企業が一歩踏み出す勇気が必要です。では、なぜBIM/CIMを導入すべきなのでしょうか?そのメリット、必要性をご紹介いたします。
BIM/CIMとは
建設業界におけるBIM/CIMは、計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、施工、維持管理の段階での3次元モデルを作成・連携、一貫したデータ活用を可能にする革新的な取り組みです。国土交通省が2012年から推進しており、2023年までには全ての公共事業に適用される見込みです。この技術の導入により、業務効率化や品質向上が期待されます。
建設業界の転換期
BIM移行の重要性
2023年のBIM/CIM原則適用は、建設業界における大きな転換期を迎えることを意味します。BIM移行は、従来の手法に比べて効率的なデータ管理や作業効率の向上をもたらします。この変革に適切に対応することが、企業の競争力を高める鍵となります。この変革に備え、今こそBIM移行の準備を始める時です。
BIMのメリット
BIMの導入には多くのメリットがあります。これらのメリットは、建設プロジェクト全体の品質と効率性を向上させることができます。
BIMのメリット1
作図や管理の効率化が挙げられます。図面の自動切り出しや修正漏れの防止により、手戻りや調整にかかる時間を大幅に削減できます。
BIMのメリット2
コミュニケーションと理解度の向上も重要です。施主や関係者が3Dモデルを見て理解することが容易であり、打ち合わせや共通理解がスムーズになります。動画やVRの活用で、さらに理解が深まります。
BIMのメリット3
BIMは建築・構造・設備すべての情報がデータベース化されているため、正確なコスト管理を可能にしています。
BIMのメリット4
土地の条件に応じた日照時間や日当たりチェック、人の目線を考慮した看板やサイン計画、換気・空調のシミュレーションなど、シミュレーションによるフロントローディングも行えます。
BIMを活用できるソフト
従来使用していたものでは、BIMに対応できないこともございます。弊社okicomでは、BIMに対応した「GLOOBE Architect」を提供しております。
GLOOBE Architect
「GLOOBE Architect」は、日本の設計手法や建築基準法に対応したBIMシステムです。3次元設計を実現し、設計品質と生産性の向上を実現します。Jw_cadとの親和性が高く、初心者にも使いやすい国産BIMソフトです。
補助金の活用
BIM/CIMに対応したくとも、ソフト購入費など様々な部分で壁があるかと思います。今年度も、IT導入補助金や、建築BIM加速化事業など、さまざまな補助がございますのでこちらを活用しながら取り組むことが可能です。
➡建築BIM加速化事業について(今年度も開催)
➡2023年IT導入補助金について(今年度も開催)
まとめ
2023年までに全ての公共事業にBIM/CIMが適用される見通しです。建設企業は今こそBIM移行の準備を始め、適切に対応して競争力を高めることが必要です。
弊社okicomでは、BIM移行をスムーズに行うためのソリューションを提供しています。
当社ではお客様のニーズに合わせてカスタマイズされたサポートを提供し、BIM移行プロセスを円滑に進めるお手伝いをします。IT挿入補助金などの活用なども、弊社で可能です。ぜひご興味がありましたらご連絡ください。
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